毎年年末調整が終わると、会社からもらえる源泉徴収票ですが、あなたは一体どのあたりを見ていますか?
色々な欄に金額が記載されていますが、一体これは何を示しているのかよく理解していない人も多いと思います。
また、会社によっては小さなサイズで源泉徴収票が作られていることもあるため、若いころは、「この紙切れ何に必要なのだろう?いらないんじゃない?」と思う人もたくさんいると思います。
源泉徴収票は、
・ 医療費控除をするとき
・その他、会社員でも確定申告をする必要がある時
などに必要となってきます。
次に源泉徴収票はどのようなことが書いているのかを確認してみましょう。
もしあなたの手元に源泉徴収票があるならこの記事を見ながら一緒に確認してみましょう。
源泉徴収票の様式
この様式が会社からあなたに配られていると思いますが、この源泉徴収票に記載されている意味としては、次のとおりです。
~給与等の支給総額が記載されている・給与所得控除後の金額(支払金額欄の隣)=年間所得額のこと
~支払金額から給与所得控除額を控除した金額・所得控除の額の金額=支払った税金の金額のこと
~各所得控除の合計額・源泉徴収税額
~源泉徴収された金額
確定申告はどんな時に必要なのか?(会社員でよくあるパターン)
確定申告をしなければならない会社員とは?
企業等に勤める会社員の人は、源泉徴収票をもらって、会社の年末調整で終わる人が多いですが、中には年末調整ができない人もいます。
・給与所得および退職所得以外の所得金額の合計が20万円を超える人
などは、自分で確定申告をしなければなりません。
また、
・雑損控除を受ける人
・寄付金控除を受ける人
・住宅ローン控除を受ける1年目の人
なども年末調整では控除することが出来ないので注意が必要です。
医療費控除については、
雑損控除については、
住宅ローン控除については、
ふるさと納税をした際の控除については、
で、それぞれ説明をしているので、是非ともそれぞれの記事を確認してもらい、各控除の特徴を比べてください。
確定申告の方法
確定申告を届け出る方法は次のとおりです。
私も、確定申告をしたことがありますが、国税庁のホームページにある確定申告書等作成コーナーを利用すれば、とても簡単に確定申告書が作成できます。確定申告書等作成コーナーを一度覗いてみてください。
マイナンバーも入力する必要があるので、マイナンバーカードなどの準備を忘れないようにしてください。
まとめ
源泉徴収票をもらって一安心していては、損をすることがありますよ。
もう一度、自分は年末調整で控除ができないものはなかったか確認して、もし確定申告で控除することができるものがあれば、ぜひとも申告をして払いすぎている税金を適正な金額にしましょう。
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