イコカポイントサービスが始まるけど登録方法やポイントの貯め方は?

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10月1日からICOCAポイントサービスが始まりますが、一体どんなサービスなんでしょうか?

ICOCAは、これまでクレジットカードと紐づけされた「SMART ICOCA」を、JR西日本エリアの列車利用や一部のICOCA加盟店で使った時に、「J-WESTポイント」が貯まるサービスがありました。

10月1日からは、SMART ICOCAだけではなく、ICOCAのロゴがあるカードでポイントが貯まるサービスが始まります。

このポイントサービスの始め方、どのような条件でポイントが貯まるのかを調べてみました。

ICOCAポイントサービスの利用登録方法

ICOCAポイントサービスを始めるには、無料の利用登録が必要となります。

利用登録できるICOCA

ICOCAポイントサービスを利用できるカードは、基本的にICOCAのロゴがあるカードとなります。

例えば、

・ 無記名のICOCA
・ こどもICOCA
・ 記念デザインICOCA
・ ICOCA定期券(こどもICOCA定期券も)

が利用できます。

※ ただし、身体障害者割引、知的障害者割引で購入したICOCA定期券には、チャージ機能がないんで、今回のポイントサービスは利用できません。

ICOCAポイントサービスを使うための登録方法

ICOCAポイントサービスを使うためには無料登録をする必要があります。

登録方法は、次の2つの方法があります。

登録方法
・ 自動券売機(紺色・ピンク色)
・ WEB

おススメは、「自動券売機での登録」となります。

その理由は、

その場で利用登録が完了できる

からです。

ちなみに、WEBでの登録は、

申し込みから利用完了登録まで最大10日間程度必要

ということなので、すぐにポイントを貯めたい人は、自動券売機でサクッと登録する方がよいですね。

自動券売機での利用登録方法の確認は、こちらからどうぞ。

SMART ICOCAを持っている人は?

すでにSMART ICOCA、SMART ICOCA定期券を持っている人は利用登録はいりません。

ICOCAポイントサービスでのポイントの貯め方

ICOCAポイントサービスでポイントを貯める方法は2つあります。

ポイントの貯め方
・ 列車をつかう
・ 街なかで電子マネーとしてつかう

列車をつかってポイントを貯める方法

時間帯指定ポイント ※注意 京阪神地区のみ

時間帯指定ポイントは地区、路線と時間が限定されているため、注意が必要です。

時間帯指定ポイント適用路線
・JR京都線
・JR神戸線(一部JR東西線含む)
・JR宝塚線

路線によって適用区間も決まっているので、詳しくはこちらで確認してください。

ポイント対象となる時間
・平日=午前10時から午後5時まで
・土日祝日=始発列車から最終列車まで

土日祝日は、土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月30日から1月3日)のことです。

ポイントの貯まり方も少し難しいです。

1 適用区間決められた区間ごと(1~34のグループごと)1か月のあいだで4回目以降でポイント発生

2 ポイントは1の決められた区間の利用1回ごとに運賃の30%または50%のポイントが貯まる

【例】JR京都線新大阪~大阪間の区間を1か月の間に4回以上つかったときに、4回目から運賃の30%のポイントが貯まる

新大阪~大阪間以外の乗車で同一グループは東淀川~大阪間のみとなっています。(グループ番号15)
なので、新大阪~大阪を1回、東淀川~大阪を1回なら、2回の利用になります。
しかし、吹田~大阪(グループ番号14)をつかったときは、新大阪~大阪、東淀川~大阪間(グループ番号15)の利用回数は増えないことになります。
そのかわりグループ番号14の利用回数が1回となります。

利用回数ポイント

JR西日本のICOCAエリア内の列車を使うとポイントの対象となります。

エリアをざっくりというと、

北は島根、東は富山、南は和歌山、西は山口(南岩国)

までとなっています。

ポイントの貯まり方は、1カ月間の同一運賃区間の11回目以降の利用1回ごとに、運賃の10%のポイントが貯まります。

ここでも注意が必要です。

とにかく乗れば利用回数が増えるわけではないということです。

条件は、同一運賃区間の利用が必要となってくるのです。

【例】 大阪~京橋(160円)、大阪~西九条(160円)、新大阪~天王寺(220円)をそれぞれ1回使ったときは、「160円区間を2回」「220円区間を1回」とかぞえます。

こどもICOCAの場合は、小児運賃の10%のポイントが貯まります。

こどもICOCAの場合の利用回数のかぞえ方もちょっと注意が必要です。

【例】こどもICOCAで大人運賃180円区間を3回、190円区間を2回使ったときは、小児運賃はどちらも90円となるので、「90円区間を5回」と数えます。

街なかで電子マネーとしてつかってポイントを貯める方法

ICOCAポイントサービスを登録したICOCAを街なかのICOCA加盟店でつかうとポイントが貯まる仕組みとなっています。

ポイントが貯まるお店は次のとおりです。(10月2日現在)

ICOCAポイントが貯まる

・ curico
・ ヤマト運輸
・ イトーヨーカドー
・ Ario
・ LoFt
・ CocaCola
・ ビックカメラ
・ ソフマップ
・ コジマ

ポイントが貯まるお店はこれから増えていくみたいで、JR西日本のホームページで順次紹介されるそうです。

ICOCAポイントでは次の点に注意する必要があります。

注意点

・ 200円につき1ポイントつきます(それぞれの加盟店での1カ月間の利用に応じて)
【例】~自動販売機でも、curicoの自動販売機で150円の商品2本、コカ・コーラの自動販売機で150円の商品1本を買った時。
curicoで300円利用で1ポイント、コカ・コーラで150円の利用で0ポイントになります。

・ 加盟店は、北陸、関西、中国、山陰、四国エリア店舗限定です。

貯まったICOCAポイントはどうやって使う?

ポイントチャージの方法

貯まったICOCAポイントは、ポイントチャージをして列車や買い物に使うことが出来るようになります。

・JR西日本の駅にあるICOCAが使える自動券売機やのりこし精算機で操作する必要あり
・1ポイント=1円として、10ポイント単位でポイントチャージ可(一部機器は1000ポイント単位)
・チャージするポイント数を指定することができない
・JR西日本以外の駅では、ICOCAポイントのポイントチャージはできない

利用登録が解除されることもあるから気を付けて!

ICOCAポイントに有効期限はないけど、利用登録が解除されるときがあります。

25カ月以上チャージやポイントチャージがない場合は利用登録が解除されるので注意が必要です。

SMART ICOCAの場合は利用登録は解除されません。

万が一、利用登録が解除されても、また利用登録はできますが、解除されている間のICOCAを使ってもポイント計算の対象になりません。

まとめ

10月1日にからはじまったICOCAポイントサービスですが、京阪神地区に住んでいる人にとっては、ポイントをためることができるかもしれません。

しかし、それ以外の地区ではポイントをためるには効率が悪いように思います。

あとは、街なかのお店でどの程度ポイントを貯めることができるシステムになっているかにかかってきます。

いろいろなポイントを貯める方法を調べるには自分で調べるより本などで調べるのが手っ取り早い!
ポイントの知識やお得な情報がつまった1冊はこちら!

また、クレジットカードでつみたてNISAができる記事もあるので、興味があればどうぞ。

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