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【必見】不動産を購入する前に周囲でチェック・注意しておきたいポイント

この記事は約7分で読めます。

不動産は、人生の三大資金のうちの一つと言われており、多くの人はしょっちゅう買う商品ではありません。

そのため、不動産を購入する前には気になる点がたくさんあり、購入に踏み切れない人もいると思います。

一方、

  • 勢いで購入
  • 焦って購入
  • よく調べないで購入

する人達も多くいますが、そうした場合よくあるのが、

「よく調べて購入すればよかった」

ということです。

私も、不動産を購入しましたが、今考えると、

もうちょっと周囲を確認して買えばよかったかな

と感じることがあります。

今日は、私の経験も踏まえて、不動産を買う時は周囲の確認も怠らないことについて書いていきます。

買いたい不動産がある場所の用途地域をまずは確認

街づくりを形成していく上で市街化区域には、用途地域というものが12種類に分類されています。

簡単に言えば、

街づくりを計画的に進めるために、すでに街になっている地域や、おおむね10年以内に優先的に街へしていく地域は、積極的に開発していくんだけど、みんなが好き勝手に建物を建てると街の発展に影響が出るから、地域ごとに建物の用途や高さ、土地に対する建物の面積などを規制するもの

と言えます。

12種類は、次のとおりです。

用途地域 内容
住居系 第一種低層住居専用地域 低層住宅のための地域です。小規模なお店や事務所をかねた住宅や、小中学校などが建てられます。
第二種低層住居専用地域 主に低層住宅のための地域です。小中学校などのほか、150㎡までの一定のお店などが建てられます。
第一種中高層住居専用地域 中高層住宅のための地域です。病院、大学、500㎡までの一定のお店などが建てられます。
第二種中高層住居専用地域 主に中高層住宅のための地域です。病院、大学などのほか、1,500㎡までの一定のお店や事務所など必要な利便施設が建てられます。
第一種住居地域 住居の環境を守るための地域です。3,000㎡までの店舗、事務所、ホテルなどは建てられます。
第二種住居地域 主に住居の環境を守るための地域です。店舗、事務所、ホテル、カラオケボックスなどは建てられます。
準住居地域 道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を保護するための地域です。
商業系 近隣商業地域 まわりの住民が日用品の買物などをするための地域です。住宅や店舗のほかに小規模の工場も建てられます。
商業地域 銀行、映画館、飲食店、百貨店などが集まる地域です。住宅や小規模の工場も建てられます。
工業系 準工業地域 主に軽工業の工場やサービス施設等が立地する地域です。危険性、環境悪化が大きい工場のほかは、ほとんど建てられます。
工業地域 どんな工場でも建てられる地域です。住宅やお店は建てられますが、学校、病院、ホテルなどは建てられません。
工業専用地域 工場のための地域です。どんな工場でも建てられますが、住宅、お店、学校、病院、ホテルなどは建てられません。

出典:国土交通省 みらいに向けたまちづくりのために

ここで重要なのは、あなたが買いたい不動産がどの用途地域に入っているかです。

住居系でも、閑静な住宅地のところもあれば、商店やカラオケボックスが建築可能な場所もあり、静かな住環境を手に入れたい人は、住居専用地域を選んだ方が無難です。

用途地域の確認方法は、役所に出向いたり、ネットでも情報提供をしている自治体などもあるので、ご自身が購入したい不動産の地域で検索してみるのも一つです。

時間が許せば曜日別で買いたい不動産の周囲の確認

私が購入した不動産は、準工業地域であり、住宅と町工場が織り交ざるような地域でした。

私が不動産を見に行ったときは、ちょうど日曜日だったので、町工場は全て休みだったので、とても静かな地域と感じてしまったのです。

しかし、住み始めてから気づいたのですが、月曜日から土曜日は、工場が稼働しており、とても大きな音がすることもしばしば…

また、学校が近くにある不動産なら、休みの日と月~金曜日では環境が大きく変わると思います。

学校の音が気にならない人なら関係ないと思いますが、音に敏感な人は、一度学校がある曜日に買いたい不動産に行って、ご自身の耳で周囲の音を感じ取ることも必要です。

時間が許すようなら日曜日と他の曜日(特に月~金曜日)で周囲の様子を確認することはとても重要だね。

時間帯別で買いたい不動産の周囲を確認

先程も書いたように、私の住む不動産近くは、町工場が点在しており、大きな音がすることもしばしばありますが、その大きな音が日中にあるとは限りません。

早朝から稼働している工場もあり、朝の5時台から、鋼材を下す音がしたりすることもあります。

工場側の窓は一応防音機能がついているので、窓を閉めているときは、音が小さくなりますが、暑い時期となり、窓を開けていれば、ダイレクトにその大きな音が部屋に入ってくるので、びっくりすることもあります。

時間帯別で確認した方がいいのは、特に朝と夕方の時間帯です。

私の不動産の前にある道路は、生活道路で普段は、周囲にある店や家がある人しか通りません。

しかし、朝と夕方になると、幹線道路の渋滞を避けようとする車がけっこう通る、いわゆる
抜け道となっていました。

抜け道を使う人ですから、1分1秒も待ちたくない人が多く、生活道路でも結構なスピードを出す車も…

子どもの通学・帰宅時間と重なるとヒヤヒヤすることもあります。

時間帯別の音も大事だけど、通勤・通学時間帯の道路状況もよく確認しておくことも重要だね。

買いたい不動産の周囲に開発されそうな土地はないか

これは将来どうなるか分かりませんが、買いたい不動産が展望がいいから買っても後から高層住宅が建つこともあり得るし、お店が出来てうるさくなるかもしれない。

その可能性を少しでもなくすためには、先程書いた用途地域を確認することが必要です。あなたが求める住環境に応じた地域をまず決めることが必要となります。

買いたい不動産は、昔どのような土地だったか

今現在は、綺麗に整地されたり、区画が整理されているかもしれませんが、古地図を見ると、買いたい不動産の場所は、川だったり沼だったりすることもしばしば。

また、土地開発により以前は田んぼだった土地が住宅地に変わっていることもよくありますし、山あいの団地では、谷間に盛り土をしている場所もあります。

買いたい不動産が昔、川、沼、田んぼであれば水はけが悪いことも考えられます。また、谷間に盛り土をしている土地であれば、地盤の弱さも気になるところです。

湿気が多い土地では、室内の湿度も上がり、押し入れや服にカビが生えることも多々あります。

買いたい不動産がある地域の歴史を知ることも大事だね。水はけが悪いと湿気対策も必要となるので、過去の土地の状況は要確認だね。

買いたい不動産の周囲に川や沼などがないか

買いたい不動産の隣に川があれば、リバーサイドのようでおしゃれと思いますが、冬になると川から吹く風の冷たさは身に応えます。

また、護岸がしっかりしているところでも、豪雨による浸水の可能性は捨てきれません。

さらに、川や沼などは、生き物にとっても住みかとなる場所なので、虫などの住居への侵入の可能性も考える必要があります。

私は以前、田舎で二級河川の近くに住んでいたことがありましたが、その川は夏になると沢蟹が大量に発生し、自宅の目の前まで蟹さんの訪問がありましたし、川沿いの道路で蟹が車につぶされ、悪臭を漂わせることも経験しました。

自然を身近に感じることも大切だけど、長期間住むようになる地域だから、メリット・デメリットを考えないと、デメリットがストレスになり、快適な住空間を手に入れることが出来なくなることもあるよね。

まとめ

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不動産を買う時には、交通機関、付近の店舗、病院、学校などはよく調べるので、今回の記事では確認項目として省略しました。

しかし、記事にも書いたように不動産の周囲の状況は

  • 曜日別
  • 時間帯別

によって大きく違うこともありますし、土地の過去の状況によって、様々な対策を講じる必要があるかもしれません。

不動産購入にあたって、私自身もう少し確認すべきだったのは、曜日別と時間帯別の周囲の状況
でした。

今回、私の反省も踏まえて、この記事を見てくれた方の参考に少しでもなればと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

この本でいかに後悔しない家を購入できるかに焦点をチェックするのもおもしろいですよ。

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