中古マンションを購入するときに必ず確認したい室内のポイント

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以前、「不動産を購入するときに周囲をチェックするポイント」について記事を書きました。
https://fp-happylife.com/hudousan-syuui-check/

今回は、中古マンションを購入する前に是非とも確認してもらいたいポイントについて書いていきます。

中古マンションを買う前と買った後では、色々と気付く点があるので、購入前に様々な角度からシミュレーションをすることが大事です。

今回は、私が実際に経験したチェックポイントや「もう少しここを調べておけばよかったな」と感じたポイントを紹介します。

中古マンションを購入前に室内を確認できる場合で紹介していますので、ご了承ください。

中古マンションを買う前にチェックする室内のポイント

収納はどのくらいあるのか?

近年新築されたマンションは、ウォークインクローゼットや大き目な収納場所が設けられていますが、平成10年代に建築されたマンションではそのような設備がないのが大半です。

図面上ではクローゼットが設置されていても、

  • 奥行きが狭いもの
  • 高さが低いもの

などがあります。

内覧等で実際の室内を確認できるときは荷物がないので、このくらいの収納でも入るかと思っていても、実際に入居してみると収納スペースが足りないということもあります。

中古マンションを購入予定がある人は、日ごろから自分たちがどのくらい荷物を持っているのか把握するとともに、不要なものは処分する癖付けをしていたほうがよいです。

キッチンに至るまでの間口の幅

中古マンションの購入と同時に家電を新調する方も多くいると思います。

ここで気を付けてもらいたいのが、

間口の幅

です。

玄関の幅もそうですが、キッチンに入る際に間口がないタイプなら問題がないですが、間口があるタイプは事前にその間口がどのくらいあるのか計測しておく必要があります。

その理由は、新調する冷蔵庫が台所の間口を通るかを知る必要があるからです!

マンションのキッチンに間口がある場合、幅60センチであることがあります。

最近の冷蔵庫は大型化しており、幅が60センチを超えるタイプの冷蔵庫を多く見かけるようになりました。

そのため、せっかく冷蔵庫を買ったのに、冷蔵庫の幅が広すぎてキッチンに冷蔵庫が入らないという悲劇が生まれることがあり得ますので、注意が必要です。

キッチンに間口があれば、間口の幅と購入したい冷蔵庫の幅を計測しておくこと

備え付けの給湯器、風呂場乾燥機など

中古マンションには、給湯器や風呂場に設置されている乾燥機があります。

このように元々設置されている電気製品についてもチェックが必要です。

最近の電気製品には標準使用期間が設置されていますが、ひと昔前の電気製品にはそのような期間が記載されていません。

そのため、入居してこれらの電気製品が故障していた、不具合があったということがあり得ます。

購入前にチェックが可能なら、

給湯器=ガスが着火するか、お湯が出るか、風呂の自動湯張り機能は作動するかなど
風呂場に設置の乾燥機=電源が作動するか、タイマーが作動するかなど

を見ておくことが必要です。

特にリフォームなどで業者が購入後に販売しているマンションの場合は、電気製品等に不具合があれば、業者が修理費用を負担する契約もあるので、契約時によく契約書をよく確認することが必要です。

水回りの確認

中古マンションの売り出しには、前居住者から不動産会社が買い取り、室内をリフォームして、新たに売り出す物件もあります。

この際気を付けたいのが

水回り、特に排水箇所の確認

です。

前居住者の間に不動産会社が入った場合、壁紙や排水溝の掃除をしている場合があります。その際、排水パイプの締め付けの不足や洗濯機置場の防水バンに設置されている排水パイプがきちんと閉められているか確認は必須です。

やはり、人間がする作業ですから完璧はありません。

特にマンションの場合は、排水箇所に不具合があり漏水すれば、階下に影響を及ぼすため、必ず水回りか所は不具合がないかを入居前に確認すべきです。

下駄箱が設置されている場合は、その収納量

以外と見落としがちなのが、下駄箱です。

中古マンションの中には、埋め込み式の下駄箱が設置されているものもあります。

しかし、この下駄箱を見逃すことが多いですし、今現在家族全体でどのくらいの靴を持っているのかも把握できていないかもしれません。

中古マンションを購入するときには、下駄箱が設置されているのか、設置されていれば収納量はどの程度かを確認するとともに、今所有している靴がその下駄箱に入るのかも事前にチェックする必要があります。

コンセントの配置

最後ですが、コンセントの配置はしっかりとメモをしておいた方がいいです。

室内のレイアウトはすぐに思いつかないでしょうが、大きな家具類は必然的に置く場所が決まってくると思います。

また、テレビに関してもテレビアンテナを引き込めるジャックがある箇所付近がテレビを置く場所になってきます。

そのように考えたとき、

  • 電子レンジ
  • 冷蔵庫
  • 子供机
  • 炊飯器
  • 電気ケトル

などの電気製品をどこに置いて、どのコンセントを使うかを決めておいた方が、住み始めるようになってから失敗する可能性は減ります。

コンセントの位置を確認せずに、入居後にコードの長さが足りなかったということがないようにしたいものです。

さいごに

実は、今書いたチェック項目については、私が実際に中古マンションを購入後に事前にチェックしておけばよかったなと反省をした項目です。

マンションを買う前は、夢や希望が膨らむ一方ですが、実際に入居すると現実を見せつけられ、とまどうことも多くあります。

しかし、その点は住み始めれば少しづつ解決していきますが、解決できないような困った点もあります。

そのため、今回の記事では、私が実際に反省をしたポイントを書き出し、これから中古マンションを買う人に役立つことができればいいなと思っています。

今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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