昭和生まれ。小学生のころ学校で全力で遊んだ懐かしい日々。
ふと思う、”一体今は全力で何かしているのか?”
少年時代の真っすぐな心を思い出し、チャレンジ精神を胸に進んでいく、そんな気持ちを大切にしたい。

【比較】トンチン年金のメリット・デメリット、販売会社の商品内容はこれだ

今日も元気に生きているfp-happylifeです。

さて、今日は、年金についてですが、あなたは、

「トンチン年金」

という商品を聞いたことがあるでしょうか?

たぶんないと思います。

なぜなら、

あなたは今まだ若いから!

です。

私も、先日FPの書籍を読んでいるときに初めて知った商品であり、

どのようなものか読んでみると、現代の日本をターゲットにした商品

であることが分かったので、その内容を書いていきたいと思います。

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トンチン年金って一体なにもの?

年金というと

  • 国民年金
  • 厚生年金
  • 個人年金

などとよく聞く名称を思い出しますが、

「トンチン年金」

とは何者なのか?どのような商品なのか?気になるところです。

トンチンの由来は、

17世紀の銀行家ロレンツォ・トンティ氏が考案した保険と言われ、同氏の名前が由来と言われている

だそうです。

また、この保険内容を簡単に言えば、

長生きすれば支払った保険金以上の金額をもらうことができるけど、早く死んだり、途中解約
をすると損をする可能性が非常に大きい

という保険です。

仕組みを言うと、

死亡保険金や解約返戻金を一般的な個人年金保険より抑えることで、その差額分を生じさせ、差額分を支払われる年金額へ回しているもの

つまり、早く亡くなった人が支払った保険金を長生きしている人の支払い年金にあてている

というものです。

「損をする保険なんてなんで入る人がいるんだ!」

という声が耳の近くで大きく響くくらい聞こえそうな勢いです。

何でその保険に入る人がいるのか!

そんなこと知らん!入りたいから入っとるんじゃないか!

と言いたいところですが、そんなこというと怒られるので、考えてみると

  • うちの家計は長生きだ
  • 健康に自信があるから長生きしそう
  • 人生に成功してお金が手に入ったから栄養は十分、長生きをする

など考えている人は、この保険のことを知ってみるのも一つではないかと。

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トンチン年金のメリット

では、この「トンチン年金」のメリットは

  • 長生きをしているとどこかの時点で、支払総保険料より受け取り年金総額が上回る
  • ほとんどの商品が50歳以上の加入となっており、老後資金の準備ができる
  • 加入前の健康告知が不要
  • 長生きしようという気合をいれることができる(笑)

と言えます。

2番目の老後資金の準備ですが、商品によっては、10年確定年金があり、50歳加入で70歳

払込満了、その後80歳まで生きると、返戻率が100%を超えるものもあります。

そのため、20年間で保険料を支払い、80歳までは、月々の個人年金を受け取り生活費等にし

ていくという考え方です。

また、3番目の健康告知が不要というのは、やはり長生きを前提とした保険ですから、健康状態が

悪い人が加入しても長生きをする確率を考えると、そのような人は加入しないだろうという前提な

のではないかと思います。

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トンチン年金のデメリットは?

デメリットとしては、

  • 契約加入年齢が50歳以上
  • 損益分岐点が平均寿命より高いのがほとんど
  • 人の運命は誰もわからない(笑)

というところです。

老後資金の準備が出遅れた人にとっては、50歳以上からの加入でよいかもしれませんが、それ

より早く老後資金の準備をしたい人にとっては、遅すぎるスタートとなってしまいます。

また、現在の日本人の平均寿命は、男性81歳、女性87歳ですが、トンチン年金の損益分岐点

は、概ね90歳を超えたあたりに設定されているため、加入者の何割が得をするのか考えるとこ

ろです。

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トンチン年金の商品内容

日本生命「グランエイジ」

被保険者加入年齢範囲50歳~87歳
健康告知の有無不要
支払い方法月払・口座振替払
商品5年保証期間付き終身年金、10年確定年金

支払い例

5年保証期間付き終身年金

契約50歳、払込満了70歳

・男性月額保険料 50,790円

・女性月額保険料 62,526円

・年金額60万円

性別支払い総額
男性1218万9600円
女性1500万6240円
年齢受取年金額男性返戻率女性返戻率
75歳300万円約25%約20%
80歳600万円約49%約40%
85歳900万円約74%約60%
90歳1200万円約99%約80%
95歳1500万円約123%約100%

第一生命「ながいき物語」

被保険者加入年齢範囲50歳~80歳
健康告知の有無不要
支払い方法月払口座振替
商品10年保証期間付き終身年金、確定年金(5,10,15年)

支払い例

契約50歳 払込満了年齢65歳

・男性・女性ともに月払い保険料5万円
~支払総額900万円

10年保証期間付き終身年金

性別年金額
男性約60万円
女性約48万円

返戻状況(年金開始が75歳から)

年齢男性受取年金額男性返戻率女性受取年金額女性返戻率
80歳約300万円約33%約240万円約26%
85歳約600万円約66%約480万円約53%
90歳約900万円約100%約720万円約80%
95歳約1200万円約133%約960万円約106%

その他の商品

そのほかにもトンチン年金商品があり、

  • 太陽生命「100歳時代年金」
  • かんぽ生命「長生きのしあわせ」
  • 三井住友銀行「一生涯受け取れる 人生応援年金」(2018年2月5日開始)
  • マスミューチュアル生命保険株式会社「マスミューチュアル定額年金米ドル建、豪ドル建
    に、2018年1月16日より『ながいき年金プラン』を追加

などがあります。

この中で、「三井住友銀行」については、トンチン年金の取扱は、銀行窓販初というものであり、

マスミューチュアル生命の商品については、野村証券を通じての販売となっています。

三井住友銀行及びマスミューチュアル生命の商品については、外貨建ての商品であることから、

先ほど話した早期死亡、早期解約に伴う返戻金の減少とともに、為替変動による金額の減少

あることに注意が必要です。

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まとめ

トンチン年金について調べてみましたが、メリット、デメリットともにあり、長生きをしそうな人

や、老後の資金準備のためなどの目的がある人であれば加入のメリットもあると思います。

一方、損益分岐点が90歳代にあることや外貨建ての商品については、為替変動による金額の減少

がデメリットとなりそうです。

このたび「トンチン年金」を調べてみて、様々な保険商品があることを実感しました。