晩酌や飲み会でのビールの一口目って最高ですよね!
私は20代から晩酌でビールを飲んでいますが、25歳のある日突然、ビールの一口目が美味しく感じられなくなったのです。
ビールの一口目が美味しく感じられなくなる前は、
夜寝ているときでも胃がむかむかして目が覚めちゃう
というようなことがありました。
病院に行っても、胃炎ということで薬を出してもらっていただけですが…
結局、私は内臓の病気で入院することとなったのです。
子供のころから胃腸が弱かったけど、その原因は分からず
私は子どものころから胃腸が弱く、
・ ちょっとしたことで腹痛を起こす
など、
なんでこんなに胃腸が弱いのだろう
と不思議に思っていました。
というのも、両親や兄弟は胃腸に関しては問題なく、私が頻繁に胃腸の問題を抱えていました。
中学生のころは、夕食後に突然腹痛があったのですが、耐えきれない痛みだったので、親に夜間救急に連れて行ってもらうほどでした。
結局その時も胃炎という判断だけで、薬をもらって帰るだけでした。
このとき病院の先生に胃腸を強くする方法を聞いても、「食物繊維をしっかりとってください」との回答だけでした。
ビールの一口目が美味しく感じられなくなると要注意!
結局私の胃腸の弱さの原因が分からないまま、社会人となり、結婚しました。
結婚してからは、ほぼ毎晩晩酌をしていましたが、仕事終わりのビールは格別に美味しく感じていました。
働き始めて3年ほど経った時、仕事の内容が変わる職場内異動があり、慣れないながらも先輩たちに迷惑をかけないよう、一日でも早く仕事を覚えようと少し無理をしていました。
そうしたころ、少しづつ体に異変が起き始めました。
ここから起きる異変の順番ですが、
・食欲不振
・夜寝ているときも気持ち悪さで目が覚める
・ビールの一口目が美味しく感じられない
です。
胃のムカムカの頻度が増える
慣れない仕事をこなしがらも少しでも早く仕事を覚えたく頑張っていました。
すると、ある日を境に
と感じるようになったのです。
初めの頃は、胃のムカムカを感じたとき水を飲むとそのムカムカはなくなったので、あまり気にしていませんでした。
しかし、ムカムカが結構な頻度で来るので、少し気にし始めて気付いたのが、
必ず空腹時にムカムカする
ということでした。
食欲不振
次に来たのが食欲不振です。
家に帰り晩御飯を食べていましたが、少しづつ満腹になる量が減ってきたのです。
今までなら100食べていたところが、80くらいでもう食べたくないなと感じるくらいとなりました。
この食欲不振ですが、夏が近づいたころだったので、暑さのせいで食欲がないのだろうと思っていました。
夜寝ているときでも気持ち悪さで目が覚める
食欲不振が続いている状態でしたが、そのままの生活を送っていました。
そのような生活を送っているある夜のこと。
布団で寝ていると胃がムカムカするとともに、唾液が大量に出るのを感じると同時に気持ち悪さで目が覚めたのです。
体調の異変を感じた初期のころ、胃のムカムカがあったときに水を飲むとムカムカがなくなる状態を、この時は自分の体が本能で唾液を分泌し、水の代わりをしてムカムカをなくすような感じです。
正直この時なんでこんな状態になっているのか自分でも分かりませんでした。
このような状態ではさすがに不安となり、近くの内科に行き診察を受けましたが、診察結果は、
「胃炎」
ということで、胃薬をもらっただけで終わったのです。
ビールの一口目が美味しく感じられない
それからも夜寝ているときに胃のムカムカで目が覚めることが結構ありました。
そして、食欲もあまりなかったのですが、晩酌だけは続けていました。
しかし、ついにこの時が来たのです。
晩御飯を食べるため、食卓に食事を並べ、ビールを「プシュ」と開けて、一口目を飲んだ時です。
あれ!?美味しくない!
と感じたのです。
当時25歳。
ビールの一口目はいつも美味しく感じていたのですが、この時は人生で初めて「ビールの一口目が美味しくない」と感じたのです。
時は、8月で真夏の真っただ中。美味しくないということはありません。
しかし、この時は本当に美味しさを感じられなかったのです。
私は、何で美味しくないのかと不思議に思いながら、食事を終えて、布団に入ったのです。
人生で初めての吐血
そのような状態を続けながらも仕事をしていたある日。
その日は8月初旬で朝から蒸し暑い朝でした。
朝食は欠かさない私でした。
しかし、この日は朝から全く食欲はなく、脱水症状予防のためにスポーツドリンクを飲むだけ
でした。
朝食もろくにとらず、迎えた昼食の時間。
この時間になっても全く空腹を感じません。
結局昼食もスポーツドリンクを飲んだだけで、食事をすることはありませんでした。
さすがに自分でもおかしいなと感じていたところ、その日の夜です。
ちょうど外を歩いていた時、突然吐き気を催したのです。
朝食と昼食を全くとっていないのに、かなりの量をもどしたようでしたが、付近は街灯もなく、一体何が出たのかと自分でもわかりませんでした。
その後、私は携帯電話の光を、その方向に照らしたところ、
血を吐いている
ことが分かったのです。
なんとか病院にいくと、そのまま入院でした。
私は、夏場で汗をかいており、病院の先生に対して
汗をかいていて気持ち悪いので、いったん家に帰って明日もう一度来るようにしていいですか?
と呑気なことを質問したところ、病院の先生は、
「あなた吐血しているんだから、出血性のショック死の可能性もあるよ」
と厳しく言われ、そのまま入院病棟に移ったのを覚えています。
私の胃の中にピロリ菌がいたことが判明、そして治療へ
今回の件でいろいろ検査をしました。
私の胃の中にピロリ菌がいることが判明
したのです。
今回私が吐血したのは、十二指腸できれいに潰瘍ができていたのが原因のようです。
慣れない仕事や疲れからストレスがたまり、胃酸が多くでたところに、胃酸から自身を守る物質を出すピロリ菌がいるせいで、胃酸が中和され潰瘍になったようです。
子供のころから胃腸が弱かったのは、全てピロリ菌のせいであり、今回の件で除菌をすることとなり、ピロリ菌を一掃することができました。
吐血をしたことで9日間入院、その後は1カ月半自宅療養を経て、日常生活に戻ることが出来ました。
まとめ
今回は、20代のころの話しをしましたが、この時学んだのは
ということです。
やはり、普段の生活をしていて、「あれ!?何か違う」と感じたときは、これまでとは違う状況が起きていると思っても間違いありません。
そう感じたときは、早め早めに対処をすれば重大な状況を迎えずに済むかもしれません。
やはり、健康が一番です。
この時は、入院や治療費に結構な金額がかかったので、医療費控除の確定申告をしました。
また、私は入院して以降、いろいろと健康に気遣いつつあります。
今では、ランニングをしたり、発酵食品をとったりしておかげさまで人間ドックでも大きなチェックはなく、日々健康にすごしています。
日頃何気なく過ごしていますが、健康は大切です。
また胃痛が多い人はピロリ菌を疑うべきです。
ピロリ菌がいれば除菌をしたほうが人生変わります。
みなさんも自分の体をいたわってあげてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント