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「その場で言語化できるメモ」はノート術+ロジカルシンキングが学べる

この記事は約4分で読めます。

私はなかなか内なる言葉を外へ出すことが苦手です。

頭の中で思っていることがすぐに言葉にできない、だから気分がモヤモヤする。
他には話をしてもうまく相手に理解されないこともよくあります。

なぜ自分はこんなに話ができないのか
なぜ自分の意見は相手に理解されにくいのか

毎日悩みながらいろいろなノート術や考え方などを学んでいました。

そんなとき、「その場で言語化できるメモ」佐野雅代著 サンマーク出版を読みました。

この本を読んでの感想は、

まるにい
まるにい

自分に足りていなかった言語化の仕方がわかりやすく書かれている

ということでした。

メモを書く時には「真ん中に1本線を書くだけ」

私はこれまでA4のコピー用紙を主にアイデア出し、メモ書きなどで使っていましたが、横にして広々と書いており、後になっても何を書いているのかわからないことが多く。

本書では、紙の真ん中に1本線を入れるのがポイントです。

なぜかというと、「左側に事実」「右側に気持ち、考え」を書くようにします。

まるにい
まるにい

「今まで事実も気持ちも一緒にぐちゃぐちゃと書いていたから分かりづらいメモになっていた」

とすぐにわかったのです。
さらに、会話をするときにも、事実も考えも整理せずに話をするため、相手は理解しづらかったのです。

事実に違和感や感情を感じたらwhyとwhatとhowで掘り下げる

本書では、

  • 会議
  • セミナー
  • 自身の気持ち
  • 勉強
  • 日常生活

などの場面でのメモの取り方などが書かれています。

左側に「事実」を書いたときに違和感や感情などがあれば右側に書く、そしてそれに対して自分の意見やどうしたらその意見ができるか、自分の意見に対する反論があるとすればどのようなものかを書く。

自身の気持ちから「意見」「実現性」「視点の展開」へ掘り下げることで、事実と感想を見える化→整理をする→相手に伝わることができます。

まるにい
まるにい

これまでは、何かを感じてもそれだけで終わってしまい、表現や文字にすることはなく終わっていたことから、それ以上の発展はありませんでした。

私はこれまで5w3h(when,where,who,what,why,how,howmany,howmuch)を習慣づけようとしていましたが、本書ではさらにwhom(誰に)も使うとありました。

確かに会議などの内容によっては「誰に」という視点も必要ですが、これまで気付いていなかった点でした。

しかも、5w3hに関しては習慣づけはほぼできていないため、意見の掘り下げもできていない状況です。
本書でのwhomを取り入れ、今から6w3hを使っていきます。

伝わる言葉は「相手目線に立つ」

相手に伝えるには「相手がなにを知りたいのか」を考えて話すことが大切です。

本書では「料理と同じ、料理も相手の好みに合わせて作るでしょ。」という風なことを書いていましたが、

まるにい
まるにい

まさに「料理も相手のことを思いながら作るが、言葉で伝えるのも相手を思いながら話すことが大切。その通りだ」と思いました。

相手に説明するときは「PREP法」のことも書いていました。これまでもこのロジカルシンキングを知っていましたが、本書では今まで読んだ中で、一番分かりやすい説明だったと感じました。

理由は「なるほど」「へぇ」と事例は「あるある」と思わせるような書き方をしていきたい部分が肝です。

人生で一番会話をする相手は自分自身

他人より自分自身が起きてから寝るまでに一番話をする相手とありました。絶えずいろいろなことを考えるけど内なる言葉はうまく表に出てこない。いったん文字にして、受け止めて対応策を感がることも大切だと。

まるにい
まるにい

文字にして見える化+整理することが感情のセルフケアにつながる。その結果前向きな日々とネガティブ感情からの開放になり、最終的には自分軸の生活(他人に振り回されない)につながると思いました。

私自身、自分自身の気持ちと正面から向き合うことはほんと苦手です。恥ずかしくなるからです。でも、向き合わないと何も変わらないし、良くもならない。だからこそ、本書を読んでからは、感情にふたをせず、自分自身の気持ちに向き合いたいと。

さいごに

本書では、具体的なメモの書き方も多く書かれており、いますぐにでもとりかかりたい気分となっています。

また、わかりやすく、日常生活の一場面での例も挙げられていて、電子書籍で読みましたが2時間程度で読み終えてしまいました。

それだけ、集中して読める、わかりやすい、そしてこれから自分が変わっていくことができるワクワクを感じられる本です。

これまで私が知りたかった内容がぎゅっと圧縮された本でした。

佐野さん、この本と出合えたことに感謝をしています。ありがとうございました。

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