みなさん釣りは好きですか?
私は、小学生の時に父親に海釣りに連れて行ってもらってから、つい先日まで海釣りを一度もすることもなく人生を過ごしてきました。
なぜ、釣りをしていなかったって?

特に理由はありません。
しかし、今回子供が海釣りをしたいというので、三十数年ぶりに行ってみましたが、散々な結果に終わったのです。
今回海釣りに行くようになった理由
子供も大きくなり、魚釣りに興味を持ち始めました。
私は単身赴任をしていることもあり、父親と弟に子供を海釣りに連れて行ってもらうように何回かお願いしていました。
お願いするごとに、父親と弟は子供を海釣りに連れて行ってくれて、子どもも大変喜んでいました。

その後、父親と弟は子供に子供用の釣竿をプレゼントしてくれました。
その釣竿をプレゼントされてから、子どもももっと海釣りに行きたいと言っていましたが、なかなか私自身が連れて行ってやることができない状況が続いていました。
しかし、ようやく子供を海釣りに連れて行ってあげることができる日があり、妻と三人で海釣りにいくこととなったのです。
ただ、心配なところもありました。

三十数年ぶりに海釣りいくけど、うまくできるのだろうか?
という点でした。
といっても、行けば何とかなるだろうという気軽な気持ちで当日を迎えました。
家族と竿を持って海釣りへ出発
海釣りに行く前に、私は父親たちが子供にプレゼントをしてくれた竿を確認しました。
リールがついた万能竿で、しかけやおもりも一緒に買ってくれていて、釣り用のバッグに入れていました。

しかけってどうやって釣り糸につけたっけ?
第一の関門です。
釣り用のバッグに入っていた仕掛けを見ると、おもりとしかけのつなぎ方を書いた説明書があったので、それを参考におもりとしかけを結びました。
後は、リールの釣り糸と結べば、釣りができると思ったので、残りの釣り糸への結びは海についてからすることにしました。
ここまでは順調に準備もできて、あまり困ることもない状況でした。
早速家族で海に向けて出発することにしたのです。
三十数年ぶりに海釣りは予想通りの散々な結果に!
しかけをうまく投げることができない
今回は、三十数年ぶりに海釣りでもあり、子供もいるので、あまり危なくないところがいいと思って砂浜を選びました。
早速釣竿を出して、リールを釣竿に取り付け、釣り糸を釣竿に通していきました。

三十数年ぶりでもここまでは覚えていました。
次に、家で準備した仕掛けとおもりを取り出し、釣り糸へ結びました。
結び方もしかけについていた説明書に書かれていたので、困ることなくしっかりと結ぶことができました。
そして、えさを針につけて、あとは海へ投げるだけです。

三十数年ぶりでも体が覚えているなぁ~
と思いながら、アームを起こし、
いざ海へ!
プシュー
・・・
・・・
勢いよく竿が空を切る音は聞こえました。
が、仕掛けがついた釣り糸は砂浜の上に・・・
そうです。
ここからが苦難の連続でした。
投げ方を全くと言っていいほど忘れていたのです。
リールのアームを起こすところまではなんとなく覚えていました。
そして、リールの上の釣り糸を指で押さえて、投げる瞬間に指を離すことも覚えていました。
しかし、実際は、しかけは前に飛ぶことなく、地面に落ちたまま。

なぜか?
もう一度糸を巻いて、投げます。
プシュー!
・・・
・・・
またもや同じ状況。
子供も、
「なにしとん」
という始末。
私は、ヘルプを頼むことにしました。
そう、父です。
父に早速電話。

「釣りに来とるけど、うまくしかけが飛ばんのよ」
というと、父は
「リールのアームを倒しすぎてない?」
との一言。
その一言通り、私はリールのアームを思いっきり倒しすぎていたため、うまく投げることが出来なかったのです。
さすが父。
電話だけで状況が分かって、解決策まで教えてくれるとは!
助かりました。
しかけが岩にひっかかるとともに、それ以上の悲劇が
父の助言のおかげでしかけをうまく海へ投げることができました。
が、またもや試練が。
今度はしかけが海中の岩にひっかかったようです。
しかも、波打ち際に近いところで。
自分自身が左右に動いたり、竿を上下にしたりすればなんとかなるかと思い続け数十分。
潮もひきはじめて、ひっかかている場所まで見えてきました。

あと少し時間が過ぎれば岩のところまで行けそう
と思いながら、竿をひっぱったり上下に動かしていた時です。
ポロッ
と音がして、地面に何かが落ちました。

何が落ちた?
と思ったら、
なんと!リールのアームが地面に落ちているではないですか!
もうこの時点で終了です。
アームを何とか元に戻そうとしましたが、なぜ落ちたのか原因も分からないので解決のしようがありません。
そうこうしているうちに、潮はどんどん引いていき、しかけがひっかかっている岩の部分まで行けるようになっていました。
私は、引っかかったしかけを岩から外し、手でリールに釣り糸を巻くことにしたのです。
もう、今日は釣りはできません。
釣り糸を全部巻き終わり、釣り竿を収めようとした時、

あれ!キャップがなくなっている!
ことに気付いたのです。
このキャップとは、釣竿の一番下についている回せば取れるキャップのことです。
釣りを始める時にはついていたのですが、しかけが岩にひっかかって、色々しているときに緩んで砂浜に落ちたのでしょうか。
私は釣りをしていた砂浜に行き、自分がいた付近を探しましたが、結局キャップを見つけることはできませんでした。
まとめ
この話にはまだ続きがあり、最後に竿を収めようとしました。
使っている竿は伸ばしたり縮めたりできるタイプですが、一か所だけ縮めることができなくなってしまいました。
縮めることが出来なくなったのがまだ先端に近い部分なので帰る時はそこまで邪魔になりませんでした。
ネットで調べて竿のそこをコンクリートとかに何回かたたくと縮まるとあり、挑戦しましたが、びくともせず、今も一か所が伸びたまま保管されています(笑)
今回三十数年ぶりに海釣りに行きましたが、散々な結果でした。
次こそは、うまくいくようもう少し下調べをしてから望みたいと思います。
散々な内容のブログを最後までお付き合いいただきありがとうございました。
私もここに紹介する初心者向けの本を読んで勉強していけばよかったな。
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