仕事で書類を書いたり、ブログを書いている人の中には、
・ 文章がくどいと言われる
・ 何をどのように伝えたらいいのか分からない
と他人から言われて悩んでいる人は多くいます。

私も文章がまわりくどいとか、堅い文章だと言われ、癖を治して行こうとしているところです。
しかし、これからお話しする本を読み、それを実践していくと
ようになります。
また、この本を読んで
・文章のホワイトスペースの活用についても書かれており、ブログ記事の構成に役立つ
と分かり、ブログをしている人にもおすすめの本です。
ここからは勉強になった、今後に活用したい点などを書いていきます。
「文章力を伸ばす」の概要と特徴
この本の表紙には
「文章力を磨くとは、考える力を磨くこと」
と書かれており、表紙裏には
「初心者にも、プロの書き手にも役立つ本」
と書かれています。
そして前書きには
とあり、この本を読むだけではなく、今後、文章を書いていくときに、この本に書かれた内容を意識することで、読み手の理解と共感が得られる文章を書くことができると分かります。

この本を読んで、
・ これまで間違っていた文章の作り方
・ なぜまわりくどい文章になっていたのか
・ これから文章を書く上で気をつける点
を学びました。
本の特徴は次の2つ。
次にこの本で特に勉強になった箇所を紹介します。
「文章力を伸ばす」で勉強になった文章の作り方、表現の仕方など
意味の狭い言葉を使う
これまでは、イベントに参加した時の感想で、
「このイベントに参加してとても楽しかった」
と書いていました。
しかし、これでは何がとても楽しかったのかが読み手には伝わりません。
これを改善するためには、
「このイベントに参加して、子供の頃に戻ったように心がワクワクする的当てゲームがあり、とても楽しかった」
とすれば読み手にも楽しかった理由が具体的にわかり共感を得やすくなります。
抽象的な言葉であれば書く方は、一言で説明が終わるので書くことが楽ですが、読むほうはその一言で文章を判断しなくてはいけないので、読みつかれますし、状況が分かりづらいものとなります。
意味の狭い言葉を使うと、
なります。
五感に働きかける
文章をこれまで書くときに、抽象的な表現を多く使っていました。
例えば、以前サーキュレーターの記事でも
「持ちやすくてすごく便利です。」
と書いていました。
これでは読み手からすれば、サーキュレーターの便利さや実際に使っている場面を想像できません。
便利さを表現するなら、実際に便利さを想像できる場面を書く必要があります。
「サーキュレーターの大きさはバスケットボールくらいの大きさです。本体上部には持ち手がついており重さも2キロなので、女性でも片手で持って室内の好きな場所へ移動がすぐにできます。」
と重さや大きさがイメージできるように書けば、実際に使う状況が頭の中に思い浮かびます。

このポイントは、これから文章を書いていくうえで、いかに読み手に共感を得ることができるかの分かれ道となります。
強調語を使いすぎない
私もメールやラインで、「とても」「非常に」「すごく」などの強調する言葉をつい使ってしまいます。
しかし、この強調語を使いすぎることで、読む方の気持ちが離れてしまいます。
これは意外と気付かずに文章にどんどん入れていたパターンです(笑)。
まとめ
ここでは紹介しきれませんでしたが、その他にも
・読むそばからスラスラ分かるように書く
・分を分ければ、スムーズに伝わる
・「てにをは」を使いこなす
・読点は意味の切れ目に打つ
・長文をすっきり構成する
・視覚的効果と表記に気を配る
などでこの本は構成されており、文章の作り方、構成について勉強になります。

文章作成で悩んでいる方、ブログを始めたけど、うまく文章が書けない人などおすすめの本です。
ぜひこの本を参考としてもらい、今後の文章作成に喜びを感じてもらいたいです。
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