毎朝毎朝、通勤ラッシュに巻き込まれながら、ぎゅうぎゅうの電車に乗り通勤。
もうこれ以上乗り切れないのに、無理やり自分の体重をかけて車内に乗り込もうとする人。
2分後には次の電車が来るのに、なぜ無理をするのか。
一方、昼食時間には、ネットや口コミなどで美味しいと言われる店には、数十分並んでも、食べようとする人。
一方では待つことができない、もう一方では待つことができる。
なぜこのような現象が起きるのか?満員電車の中で考えてみた。
電車を待つことが出来ない、空いている車両に乗らない理由
ラッシュピーク時間帯
東京は、通勤ラッシュ時間時間帯は2~3分に1本は電車が来る。
だけど、いつ見てもラッシュ時間帯の電車はすし詰め状態だから、1本見過ごしても同じ。
ましてや、通勤ラッシュ時間帯は、その時間に電車に乗らないと会社に間に合わない人が大半であろうから、雄著なことは言っていられない。
だから、乗る!とことん乗る!
ほんのわずかなスペースがあれば、そこへイノシシのごとく突進し、体をねじ込む。
会社に遅刻する訳にはいかない。
まさに戦闘状態!遠慮したものが負ける!
ラッシュ時間帯に、電車を待つということ自体、無意味と判明。
朝夕の通勤・帰宅時間帯でラッシュピーク時間以外
通勤ラッシュを避けるために、少し早めに家を出れば、我慢しなければいけないほど満員ではない。
それなのに、駆け込み乗車をする人が多い!
やめてくれ!電車の出発が遅れる!
自分自身は、遅刻するかしないか知らんけど、たった一人の迷惑な行動で、その電車に乗っている数百人、そして、その電車が遅れる。
さらに後続にまで影響が出た場合、加えて直通運転をしている区間まで影響が出た場合、〇万人に影響が出ること必至。
そこまで考えたことがあるのだろうか?
自分自身さえよければ他は関係ない?自分中心の考えは改めた方がよい。
朝夕の通勤時間帯、同じ電車でも、一番後ろの車両は満員だけど、先頭部分は満員ではないことが多い。
特に、階段付近や改札が近いという理由で、みんな同じような行動をするのだろうけど、
そんなに距離が違う?
例えば、先頭車両がすし詰め状態だけど、4両目は立たないといけないけど、隣の人とは接することがない状態。
私は、いつもこのような状態の電車に乗るけど、絶対に4両目に乗ることにしている。
電車の車両1両は約20メートルと言われているから、距離にすれば最大80メートルくらい違うけど、
そんなに切羽詰まっている?
わざわざすし詰め状態の車両に乗らなくても、同じ時間に着くんだから、少しは空いている車両に乗るのが賢明ではないかと。
わざわざすし詰め状態の車両に無理に乗り込もうとして、電車の出発が遅れる。
別の車両はゆとりがあってすぐに乗れるのに。
ゆとりがある車両に乗ってくれ!
ラッシュピーク時間帯以外で待てない、空いている車両に乗らない理由
このような状態で、電車を待てない、空いている車両に乗らない理由、そのほとんどが
- とっさに車両内に飛び込んでしまう
- 電車を待つのがめんどくさい
- 歩くのがめんどくさい
- ほんとに遅刻しそう
- 他の人は関係ない
くらいでしょうか。
このような立場の人から言うと、
待つことなどにメリットがない!
と思うから、2~3分後に来る電車を待ったり、空いている車両に行こうとしないんでしょうね。
こう見ると
- ゆとりをもった出勤通学
- 少しは歩いて運動をする
- 他人を思いやる気持ち
があれば、電車が遅れることもないし、平均的な乗車人数になるのかな?
※体の調子が悪い人、けがをしている人などのことは言っていません。あくまでも健常な状態の人に対してです。
食事をするために何十分も並ぶことができる理由
電車では、待つことができない人について書きましたが、一方、美味しいと評判の店では、昼時間帯などに数十分も待つことが出来る人が多いです。
電車の2~3分も待てないのに、どうしてその十数倍の時間を待つことが出来るのか?
美味しいものが食べられるから!
しようがないですよね。食欲は人間の本能なので。誰でも美味しいものは食べたいです。
さらに、
- 美味しいことで有名な店に行くと他人に自慢ができる
- SNSに投稿し、みんなと情報をシェア
- ブログに投稿して、アクセス数アップを目指す
などの理由もあるのかな。
食事をするために待つことについては、
自分にとってメリットがある!
からこそ数十分も待つことができるのでしょうね。
まとめ
日頃の生活で、なぜ電車は待てないのに、料理を食べるのに数十分も並ぶことが出来るのだろうと不思議に思っていました。
今考えたように、
自分にとってメリットがないことはしない、自分にとってメリットがあることはやる
点が原点となり、メリットがない電車を待つことはせず、メリットがある食事を待つことはできると分かりました。
ただ、電車については、他人を思いやる気持ちを少しでも持ってもらえれば、みんなが少しでも快適に通勤できるのではないかと。
それにしても、駆け込み乗車で電車を遅らせるのだけは、本当にやめてほしい。
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