
私は、料理をしますが、最大の悩みは味に深みを出すのが難しい!
この一言に尽きます。
材料を調理し、いくら塩や醤油で味付けをしても、なんだか物足りない。
あと一味あればいい味になるのに、なにかが物足りない。
そう思うことが多々ありました。
そこで、気付いたのは「やはりだしが必要だ!」ということ。

なんだそれくらいのことか。
という人もいますが、だしを馬鹿にしてはいけません。
料理をする人にとっては、だしは永遠の課題と言っても過言ではないかと思います。

だしをつかった料理については、明太子やお味噌の記事も関連するので、記事を読み終わった後、お読みください。
「もっとおいしい、だし生活」との出会い

私は、料理でだしを上手に使いたいと思って、本を探していました。
しかし、だしをとるといっても、料理番組みたいにふきんでかつおぶしをこしてなんてめんどくさいことはしたくない。
シンプルに、かつ、簡単にだしが取れる方法がないかを探していました。
すると、私の思いにぴったりな本と出会えたのです。
それがこちら!
この本には、だしの重要性や、著者のだしへの想いが十分に書かれています。
特に、私が気に入ったのが、
- ・コーヒードリッパーでかつおだしをとる
- ・麦茶ポットでこんぶだしをとる
など、
- 簡単
- 家にある道具を使うだけ
で、だしをとることができることが分かったのです。
さらに、だしの取り方の他に、だしを使ったレシピも。
こちらも簡単に作ることができるものも紹介されています。

私も実際にそのレシピを参考にして料理を作ってみました。
すると、不思議なことに、
・煮物
・スープ
などなど、これまでとは全く違うおいしさに変化したのです。
こんなに簡単にだしが取れる上に、味に深みが出て、おいしさを感じることができ、料理を作ることが一段と楽しみとなりました。
「だし」のうまみ成分など簡単に紹介
「だし」は何から作られて、どんなことに使われるのか?
かつおぶし・こんぶ等を煮出して、料理のうまさを増すのに使う汁というものです。
よく使うのは、かつおぶし、こんぶ、干ししいたけなどが挙げられます。
だしには、「うま味」がでており、うま味のもととして、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などが挙げられます。
・イノシン酸は、かつお節など
・グアニル酸は、干ししいたけ
に含まれています。
これらは単独で使うより、複合して使った方がよりうまみがでる、つまり、味の深みが出ると言われています。
これまでよく見ていただしのとり方はどうやっているのか?
こんぶなどは、かつおぶしのだしと一緒にすることが多く
- 水を入れた鍋にこんぶをいれて、沸騰直前まで煮る
- 沸騰直前に昆布を出して、かつおぶしを投入
- 2分ほどそのままにして、ふきんでかつおぶしをこしてだしが完成
というのが基本です。

めんどくさがり屋の人なら、この時点でだしをとるのはめんどくさいからあきらめようとすると思いますし、私も断念します。
でも、「もっとおいしい、だし生活」と出会い、だしを取るにはコーヒーペーパーのドリップを使うよう。
今までのようにだしを取るのも難しいことしなくても済むようになりました。
さいごに
料理にだしは切っても切れない間柄です。
だしを使うことで、うまみが増し、塩を使う量がかなり減ることは重要です。
さらに重要なのは、子供のころから、味覚を薄味に慣らせておくことではないでしょうか?
子どものころの習慣で、大人になってからも薄味を好み、生活習慣病の予防に役立ちます。
料理の味に深みを出すには、だしが重要であることが再認識できました。
梅津さんの本は他にもあるので、興味のある方は一度ご覧になってください。
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